47都道府県の知事が地方の課題などを議論する全国知事会議が、青森県で初めて開催されています。青森県の宮下宗一郎 知事は、知事会議でまとめる「青森宣言」について、国政の道しるべとなる提言とする考えを示しました。
青森県で初めて開催された全国知事会議では、はじめに開催県として宮下知事が挨拶し、「青森宣言」の取りまとめるさいに重視する点を示しました。
青森県 宮下宗一郎 知事
「先般の参院選の結果、今後の国政は一層の流動化、不安定化が予測される状況となりました。国政選挙では見落としがちだった重要論点、地方からの重要論点に光をあてて提言を通じて国政の道しるべとなり、国をも先導する提言をしていくことが期待されている」
23日午前の会議では、人口減少問題をはじめ、13の提言案について意見が交わされます。このなかで、宮下知事は子育てが経済的負担になる社会からの変革を国に求める考えを示しました。
全国知事会議は、24日まで青森市で開かれます。