春の近畿大会で東洋大姫路にコールド負けした『大阪桐蔭』 大阪大会では悔しさをバネに危なげなく3回戦突破
東洋大姫路に近畿大会では、まさかのコールド負けを喫した大阪桐蔭。西谷浩一監督が「(東洋大姫路に)勉強させていただいた。この悔しさをバネにもう一度鍛えなおしたい」と語っていたとおり夏に向けて強力なチームを作り上げてきました。
【2回戦】を2本のホームランを含む15安打で26対0と圧勝すると、【3回戦】でも星翔相手に猛打が爆発します。1回、星翔の先発・小川潤投手から打者一巡の猛攻で4点を奪うと、2回にも各打者がミスショットを犯さない高い集中力をみせて得点を積み重ねていきます。
星翔の2人の投手から、4本のタイムリーを含む7安打、打者11人を送り込んで7点。11対0と大きくリードをひろげました。
投げては先発したエースでキャプテンの中野大虎選手が、外角にしっかりとコントロールされた伸びのあるストレートを軸に3回を無失点5奪三振の安定感抜群のピッチング。【2回戦】で好投した森陽樹投手に続いて順調な仕上がりをみせました。
好調な打撃陣にくわえて、5回には3番手で登板した吉岡貫介投手が、全てストレートで押し切って3者連続三振で試合を締めた大阪桐蔭。13対0の5回コールドで勝利して4回戦進出です。
その他、大阪大会では去年U―15日本代表の主戦投手として活躍した林将輝選手など全国から有力な選手が加わった大阪学院大高も2試合連続のコールド勝ちで4回戦進出。全国でも有数の167校152チームが参加する激戦区の大阪大会4回戦は、再度抽選が行われて対戦相手が決定します。