
先週、上田市の長野大学に運び込まれてきたのは、大量の米。学生に配布するため、市の社会福祉協議会が250人分およそ500キロを用意しました。

長野大学学生支援担当 千住義明課長:「学生生活が予想以上に大変になっているということが、調査で分かってきた」
大学が去年12月に行った学生の生活実態調査には、物価高の影響が色濃く表れました。

1か月に必要な生活費が5万円以上と回答した学生がおよそ60%にのぼり、3年前の前回に比べ20ポイント増えました。
親からの仕送り額はほとんど変わっておらず、節約をしたりアルバイトを増やしたりする学生が多くなっているといいます。
学生:「高いですねコメは。おかず減らしてますね」
学生:「コメも高くなかったからコメの仕送りがなくなってパン主食になっちゃってます」
学生:「野菜とかも高騰しているので買えないことが多い」
学生:「(アルバイト)増やしてはないのでその分食費を削っています。一時的に金をあげるとかいわゆるばらまきみたいなものがありますけど、私たちはこれから80年くらい生きていくので、今だけいいじゃなくて、全体としてどうなっていくか見据えた政党が勝つといいなと思います」
学生:「投票した後も言い続けないと変わらないと思うので、実現するまで政治家たちも頑張るし、こっちも頑張らないといけないなと思います」