今週土曜日の19日は、土用の丑の日です。
この日に、夏バテ防止などのために人気なのが、ウナギです。でも値段が気になるなど、なかなか普段は手の届きにくいウナギですが、今年はウナギの稚魚「シラスウナギ」が、豊漁なんだそうです。ウナギの価格に影響はあるのでしょうか?

1904年、明治37年創業の老舗、「うなぎ専門店・本多(ほんだ)」。
店で味わえるのは、生きたまま仕入れる国産ウナギです。

この日も愛知県から、80匹のウナギが届きました。
こだわりのウナギは、一度蒸してから備長炭の炉で香ばしく焼き上げ、うま味を閉じ込めます。

全国にファンがいるという、うな重をいただきました。
山崎キャスターリポート:「おいしい。表面は香ばしく、中はふわふわ。タレはあっさりとしていて、ウナギの風味が引き立つ」

この時期のウナギは、「新仔(しんこ)」と呼ばれます。
出荷まで通常1~2年かかる養殖ウナギの中でも、半年程度で出荷できる成長が早いウナギです。

身が柔らかい上に皮が薄く、小骨が少ないという特徴があるそうです。
暑い夏を乗り切る元気の源として人気のウナギ。
その生育状況に今年ある変化が起きていました。