“目の日焼け”紫外線でダメージ 広がるサングラス着用
水分補給や日傘などが欠かせない日が続きますが…
渡部峻キャスター
「午後4時です。まだまだ強い日差しが照りつけます。あちらにサングラスをつけている子どもがいます」
この時期、熱中症などと合わせて注意が必要なのが「目の日焼け」です。

中学生
「(Q.きょうは何しに公園に?)鬼ごっこです。(Q.サングラスは暑さ対策で?)はい。あと紫外線。日光まぶしいし、サングラスつけてると楽かなと思って買いました」
高校生
「今ゴルフ場でバイトしてるんですよ、日中。それがもう大変で、日差しが目にあたって。目も火傷するって聞いたりして、それでサングラス買おうかなって」
強い日差しが目に与える影響について、日本角膜学会の理事長を務める外園教授は…

京都府立医科大学 外園千恵 教授
「紫外線を浴び続けると、早く肌が老化して、しわがいったりする。同じように紫外線を無防備に浴び、それが10年、20年蓄積すると、目の病気に関わってくる可能性はある」
紫外線が目の細胞にダメージを与え、視力などに影響が出ることもあるといいます。

京都府立医科大学 外園千恵 教授
「例えば、白内障が早く進むとか。翼状片という病気があって、黒目の内側から白目の膜がぐっと入ってしまうために、見た目が気になったり、視力が落ちたりする」
こうした影響を考慮し、近年、警察官や屋外で接客に当たる職業を中心にサングラス着用の動きが広がっています。
ただ、理解が進んでいるとは言えない側面も…