「低価格」&「ふわふわ」のこだわり

続いては、ファミリーレストラン『ジョイフル』のかき氷。

鶴ヶ島一本松店(埼玉・鶴ヶ島市)で提供されていたのは、シロップがたっぷりかかった「かき氷いちご」。お値段なんと438円と、ワンコイン以下です。(※一部店舗では販売商品、販売価格が異なります)

一見シンプルに見えるかき氷ですが、こだわりは値段以上。
まず使っているのが、「反対側がしっかり見通せる」(原部員)ほど透明な氷。

渡邊竜悟店長:
「工場で作られているかき氷専用の氷。この氷を使うことによって、ふわふわな食感が出る」

さらに、氷を削る機械にもこだわりが。

つまみで刃の角度が調整できるので、鰹節みたいに薄~く、きめ細かい氷に。約5分間、店員がつきっきりで、ちょっとずつ刃の角度を調整しながらふわふわのかき氷を作ります。

高校生女子:
「専門店とか行くと高くなっちゃうので、こういう値段で食べられるのは嬉しい」

食感を楽しむ「贅沢スイーツ感覚」でもコスパ◎
大手チョコレートメーカーが経営するカフェ『GODIVA cafe Nihonbashi』(東京・中央区)。

夏といえばチョコレートを使ったドリンク「ショコリキサー」が定番ですが、2025年のおすすめは、7月4日発売の「かき氷 ストロベリー&チョコレート」です。

甘酸っぱいストロベリーソースと、ふわっと軽いチョコレートのホイップクリームの絶妙なコンビネーションが楽しめるスイーツ感覚のかき氷で、一口食べると“プチプチ感”と“カリカリ感”が。

『ゴディバジャパン』マーケティング本部・川上敦史さん:
「あまおう苺を使ったいちごのゼリーとチョコレートソース、チョコレートのチップが入っているので、色んな食感や味わいを楽しんでもらえる。店内でのお召し上がりで917円。1000円を超えてしまうと頼みづらくなってしまうかなと」

最新かき氷器は「料理に活用」

家庭用のかき氷器も進化しています。

4月に新発売された「Toffy コンパクト電動ふわふわかき氷器」(9680円)は、2024年モデルと比べ、約4割増の売れ行きとのこと。

ジュースを凍らせてかき氷にできるのはもちろんのこと、料理にも。
塩分や糖分のある液体は機械を痛めるため、対応している電動かき氷器が多くない中、これならOK。

例えば凍らせたパスタソースを削り、水でしめたパスタに乗せれば…

原部員:
「食感がシャリってするので新食感。新しい!」

ご褒美の“贅沢かき氷”から、コスパ最強、さらには自宅でも楽しめるかき氷。色んなスタイルと味わいで、体も心もス~っとさせるのもいいかもしれません。

(THE TIME,2025年7月8日放送より)