妊婦や高齢者は重症化リスク 死に至る可能性も…

日比麻音子キャスター:
「オウム病」の症状は、高熱・咳、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛など、インフルエンザに似ているということです。治療としては、抗菌剤の投与で治すことができます。
しかし、免疫力が低い妊婦さんや高齢者などは重症化するリスクがあります。診断が遅れると死亡する場合もあるわけです。

では、どんな対策ができるのでしょうか。
鳥を飼っている人は、「鳥カゴをこまめに掃除」「触った後は手洗い・うがい」「口移しでエサを与えない」ようにしてください。
野外での注意としては、「鳥との接触を避け、むやみに触らない」こと。
鳥のフンが多くあるところに行ったときも、手洗い・うがいをしましょう。
そして、受診する際には「鳥を飼っていること」や「鳥に触れたこと」などを申告することで、オウム病の早期発見に繋がっていきます。