先週土曜日、FC大阪に完敗を喫した、鹿児島ユナイテッドFC。「自分たちのスタイルを貫く」と切り替え7日、ホーム戦に臨みます。
2位と3位の上位対決となった、アウェー・FC大阪戦。
立ち上がりからペースを掴めなかったユナイテッドは、前半だけで2失点すると、リーグ1位の得点数も鳴りを潜め、放ったシュートは今季ワーストの6本。0対3で敗れ6位に順位を落としました。
(稲葉修土キャプテン)「相手の勢いに立ち上がりから押し込まれてしまいましたし、誰がどう見ても完敗だった」
リーグ戦の3分の1以上が終わり、上位2チームが頭一つ抜け出すなか、3位から6位までが勝点差「1」以内とより1つの勝利が重要に。
火曜日に行われたトレーニングでは、コーチ陣の強い声が響きました。

練習後には、相馬監督からこんな言葉が…。
(相馬直樹監督)「8ポイント差がある、てっぺんと。これをどうやって詰めるか、練習しかない、意識しかない。きょうのでOKだったらどうやっても追いつかない」
監督から入れられた喝。選手たちは、「スタイルを貫く」大切さをこの敗戦から感じたといいます。
(稲葉修土キャプテン)「より磨かれているなというか、より洗練されてるなと感じた。相馬監督が掲げているこのサッカーを積み上げていかないと勝ち続けられない」
7日の相手は、以前、鹿児島を指揮した大島康明監督率いる岐阜。もう一度自分たちを見つめなおし、今シーズン初のナイトゲームでホーム戦連勝を目指します。
(相馬直樹監督)「14試合で勝点23というのは明らかに足りている数字ではない。ただ、残りはまだ24試合あるので、残されている勝点72があるのでどう取るかに切り替えていくしかない」
(稲葉修土キャプテン)「引きずってはいけないが、悔しさを忘れてはいけない。掲げているアグレッシブなサッカーで、押し込んでいけるよう全員で準備していく」
7日の試合は、ホーム白波スタジアムで午後6時キックオフ。17位の岐阜と対戦します。