どこでも起こる…危険な“アンダーパス”での立ち往生
可児川は中洲によって川幅が細くなる、この辺りから濁流が名鉄の高架下を通る「低い場所」=アンダーパスへ。



水の深さは7メートルにも達し、死者・行方不明者3人を出しました。
あのアンダーパスは、いま…。

(桜沢気象予報士)「“平成22年7月15日豪雨実績浸水深”と書いてありますが…」
(鷲見哲也教授)「最初は雨だけで水がたまって排水しきれなくて(車が)立ち往生する。そのあと川の方から一気に水がやってきて、車などが流されてしまう。でも一番最初に車が止まってしまった原因は雨。それはどこでも起きること」

豪雨を機に、その危険が広く知られるようになったアンダーパス。
現場では、いち早く通行止めにする対策は進みました。
しかし、全国ではその後も、大雨シーズンにアンダーパスで立ち往生してしまう車が、あとを絶ちません。
(鷲見哲也教授)「夜間であると水たまりは反射する。(水が)たまっているかどうかが、すぐに分かりにくい」