東海地方は梅雨入り間近。15年前の梅雨時期に岐阜県で起きた豪雨では、冠水した道路の危険が広く知られることになりました。
しかしその後も車の水没や死亡事故が相次いでいます。大雨シーズンを前に、身近に潜む危険を検証しました。
毎年のように繰り返される、記録的な豪雨。
(運転手)「ダメだ、冠水でエンストして止まってしまった」

アンダーパスが濁流で冠水することも…。
(カメラマン)「出ちゃダメですよ、深いですから出ちゃダメですよ」
(要救助の女性)「早く来て!船がないと出られない」
普段、何気なく使っている道路にも、危険が潜んでいます。
(桜沢信司気象予報士)「岐阜県可児市の鳩吹山です。ここから眺めると可児市が一望できます。こちらを流れる大きな川が木曽川、そして木曽川の支流、可児川も見えます」


濃尾平野の北の端、岐阜県可児市は、木曽川やそこに注ぐ可児川が流れ、平坦な土地が広がっています。