岡山市南部の山林火災 20日目にようやく鎮火

今年3月23日、岡山市南区で発生した山林火災【画像⑥】。20日目にようやく鎮火し、焼損面積は約565ヘクタールと、記録が残る1965年以降で、岡山県内最大となりました。

【画像⑥】

小串小学校の学区となる、小串・阿津地域では民家に火の手が迫り、避難指示が出ました【画像⑦】。小学校でも修了式が中止になるなど一時休校を余儀なくされました。

この間、消防局・消防団・自衛隊など、岡山県の内外から延べ約5900人が消火活動に駆けつけました。

【画像⑦】

命を守ってくれた人たちに「感謝の思い」届けたい

(先生)
「命を守るために動いてくれた人がいたってことだよね。どんな人が動いてくれたのだろう」

(児童)
「自衛隊の人たちが水を撒いたから。助かったんだなと思いました」
「消防団のおかげです」

鎮火の発表から4日後、小串小学校では「命の大切さを学ぶ授業」が行われていました。

(児童)
「命を守ってくれた方へお手紙を書こう!」
「いいでーす。さんせーい!」

地元の消防団と消防署、そして自衛隊の人たちへ手紙を書いていきます。一文字一文字、思いを込めて綴りました【画像⑧】。

【画像⑧】

(3年生)
「みんなのために命を守ってくれて嬉しかったし、これからもみんなのことを守ってくださいと書きました」

【画像⑨】

(3年生)
「火を消したり、神社や家を守ってくれたりして本当にありがとうございました」

【画像⑩】

(4年生)
「夜はゆっくり寝られて、朝は安心して過ごせたことがありがたいと思っています」