物価高が続く日々ですが、家計直結の水道料金について、東京都はこの夏限定で「基本料金」を無償化する方針です。しかし、この水道料金については、自治体で大きく差があるようです。

では、愛知県の大村知事に東京の水道料金無償化について27日に聞いてみるとと…

(愛知県 大村秀章知事)
「私どもとしては、現段階では東京都のように対応するのは難しい」

なぜ、愛知県では「難しい」のか。

(大村知事)
「仮に何かやろうとしても市町村単位で料金が違うので、バラつきが出る」

愛知県では、一般家庭に水を送っているのが県ではなく、基本的に「各市町村」。値段も市町村によってバラバラです。

月10立方メートル使用した場合、最も安い「一宮市」では666円。ところが、最も高い「新城市」では2299円と3倍以上の使用料金になります。大村知事は「引き続き状況を注視する」としています。