
柚原さんは2024年3月から日本から6000キロ以上離れた、中央アジアのウズベキスタンの農業大学に留学。砂漠となった「アラル海」で1年間にわたって緑化活動などに取り組んできました。

かつて世界第4位の面積を誇ったウズベキスタン北西部にある「アラル海」。

しかし、1960年代以降、綿花を栽培するためアラル海に流れ込む河川で大規模な灌漑が行われた結果、湖のほとんどが砂漠化。

乾いた湖の底に残った塩など、有害物質を含んだ砂ぼこりが街を襲い、農業や漁業のほか、住民の健康にも深刻な影響を与えました。