中央アジアのウズベキスタン西部にある「アラル海」と呼ばれる湖。かつては世界有数の大きさを誇る湖でしたが、2020年にはそのほとんどが砂漠化しました。「20世紀最大の環境破壊」と言われています。この砂漠化した湖に緑を取り戻そうと、植林活動や研究に取り組む福岡市出身の大学生の挑戦を取材しました。

柚原結女さん
「アラル海の縮小によって起こっていった弊害というものを考える必要があります」
福岡市出身で東北大学3年生の柚原結女さん。5月17日、愛知県で開かれた環境保全活動の報告会で環境破壊の現状を訴えました。

柚原結女さん
「アラル海って漁業が盛んだった場所なんですが漁業することもできなくなったということで」