1か月半後の反論は「妥当なタイミングと言える」
中居正広氏をめぐる一連の問題を受け、3月31日にフジテレビが設置した第三者委員会が調査報告書を公表しました。目的は中居氏と元女性アナウンサーの間のトラブルを解き明かすことではなく、フジテレビの関与や事後の対応、企業風土としての問題や類似事案の有無などを調べる目的でした。しかし、公表内容には中居氏に言及する部分もあり、そこに対する反論が出た、という状況です。
―――公表から1ヶ月半ほど経った反論についてどう見ていますか?
(河西弁護士)「妥当なタイミングだと言えるかと思います。今回、中居氏の代理人の弁護士が従前から変わっています。3月31日の報告書の発表から1~2週間程度かけて新しい弁護士を探したと思います。新しい弁護士と調整をして、どういった手法が中居さん側の名誉回復に最も適しているのか。各選択肢のメリット・デメリットを踏まえて、反論書面を作っていくのか考えていくと1か月半ぐらいの期間はかかるかなと思います」
中居氏側の反論、ポイントは3つです。
・「性暴力」の有無
・守秘義務解除
・報告書に中居氏の言い分は…