ビー玉といえば、子供の頃に遊んだ懐かしいおもちゃやラムネを思い出す人も多いのではないでしょうか。ラムネびんの製造本数は10年で4倍になっている一方で、ビー玉が危機的状況だというのです。国内唯一の“ビー玉製造メーカー”である松野工業の担当者を取材しました。
ラムネ人気は上昇するも… “まんまるのビー玉”が不足
全国ラムネ協会によると、ラムネびんの生産実績は
▼2014年 約3500万本
▼2024年 約1億3972万本
と10年間で4倍以上、増加しているといいます。(※1)
特に、海外での人気が急上昇していて、9割が海外への輸出用となっていますが、“まん丸のビー玉”が不足し、新規の海外案件を断ることもあるといいます。