3月末までの時点で鳥取県では29件、総額約9500万円。
島根県では22件、約1億4600万円と、去年の同じ時期と比べて件数がそれぞれ11件増加。
被害総額は鳥取県が約8000万円、島根県が約1億2700万円も上回っています。

手口は両県ともに架空料金請求詐欺が最も多く、次に警察官などを装うオレオレ詐欺が多くなっています。

また、近年、被害に遭う年齢に変化が出ていると言います。

米子警察署 生活安全課 西畑貴博 課長
「以前は高齢者が被害にあうことが多かったんですが現在は年齢問わず若い方もありますし中高年も被害にあっている。特に年齢の縛りがなくなっているのが現状です」

「自分は大丈夫」「特殊詐欺など他人事」、そんな油断を詐欺師たちは狙っています。

米子警察署 生活安全課 西畑貴博 課長
「不審な電話、SNSでくるメール等はまず不安を感じたり疑問を感じた時は手続きを進めるのではなく誰かに相談してください。家族でも結構です警察署、交番駐在所で結構ですので1人で考えるのではなく複数の人で考えて未然に防ぎたい」