なぜ?我が子で“推し活グッズ”

我が子の写真や作品を“推し活グッズ”にする背景に、「存在が“生きがい”になるとか“エネルギーの源”になるという意味で、推しの対象が我が子にも広がっている」と分析するのは、『博報堂』ヒット習慣メーカーズの山崎七海さんです。

山崎さん:
「グッズ化することによって、ママ友や職場でリアルな会話が生まれることで喜びをシェアできる。自分の好きなものを好きっていうことが肯定される世の中になっているというのがあると思う」

パパママ揃って“我が子推し”

1歳の長男・あおいくんの“我が子推し”にいそしんでいるのは、大富さん夫婦。

普段から記念日に写真を撮るとのことですが、この日は“生後500日のお祝い”
ママは、名前にちなんで青をベースにしたケーキを作成。ホイップで可愛くデコレートし、「500」のローソクもしっかりON。

仕事を終え帰宅したパパは、青い風船や「500」のバルーンで飾り付け。まるで写真スタジオのようになった空間で、ケーキや花に囲まれたあおいくんの撮影開始です。

パパがおもちゃであやしながら、ママが60枚ほどをパシャリ。ニッコリ笑顔のベストショットが撮れました。

ママ:
「写真は印刷して飾る。あとは祖父母や曾祖母に渡して見てもらう。毎日毎日、月が変わるごとにどんどん成長していくので全ての瞬間を残しておきたい」

“推し”を撮影したり、グッズを作ったり。“我が子推し”で幸せを共有し、楽しさや生きるエネルギーをもらっているようです。

(THE TIME,2025年4月21日放送より)