ランナー「がんばります」
ランナー「がんばるぞ!おー!」
ランナー「楽しーく長野路を完走したい」
ランナー「初マラソンなので完走目指してがんばりたい」

スタートラインには、この人の姿も。


前日に長野オリンピックの開会式の衣装で、善光寺に登場した神奈川県の池田浩太郎さんです。

池田さん:「何かしら地元を盛り上げるのに、一役買いたいなと思って今年はこれで行こうと決めていた」

本番の衣装は、真田幸村+忍者をイメージ!

信州ゆかりのコスチュームで気合が入っています!

池田さん「練習量に見合ったタイムでなんとか5時間以内に滑り込みたい」

午前8時半。気温20度、天候は曇り。

春本番の暖かさの中でスタートしました。


声援:「がんばれー」

大会には国内のトップの選手を含む、9000人余りが参加。

善光寺門前の中央通りや、オリンピック会場周辺を走りゴールを目指します。

大会を盛り上げるダンス。

そして、裾花小学校の児童と卒業生で組むマーチングバンドもランナーを後押しします。

マーチングバンドのメンバー:「とにかくがんばって最後まで走り抜いてほしいという気持ちで応援しました」

松代甲冑隊:「選手のみなさま、がんばって下され!えいえいおー!」

沿道に登場したのは手作りのよろいを身にまとった松代甲冑隊!
ゴールまで、あと12キロです。


千曲川沿いを駆け抜ける終盤のおよそ6キロ。
堤防コースでは咲き誇る菜の花が疲労もピークを迎えたランナーの心を癒します。

沿道の声援:「せーの!がんばれー!」

スタートからゴールまで途切れることのない応援が続きます。

男子は住友電工の永山博基(ながやま・ひろき)選手が2時間12分56秒で、女子は東京メトロの森田歩実(モリタ・アユミ)選手が2時間32分58秒で優勝。

そして市民ランナーも続々とフィニッシュ!

ランナーは:「日本中の大会に出ているが、1,2を争う良い大会!」
ランナーは:「天気も最高だったし、いいレースだった。また来年帰ってきます」
ランナーは:「長野を満喫した」

今年の完走率はおよそ79%。
7200人余りがゴールテープを切りました。

その中に、池田さんの姿も!
タイムは4時間55分15秒と、宣言通りのゴールです!

池田さん:「念願叶って、30キロ地点で真田の皆様と記念撮影できた。心ある方々がウェルカムフェスを開いてくれたり、”遠慮するな!存分にやれ!”という地元の声を信じて走った!皆さんありがとうございました」

地元の声援と「おもてなし」、そして豊かな自然。
ランナーたちは、信州の魅力を十分に感じながら春の信濃路を駆け抜けました。