春の信濃路を9000人余りのランナーが駆け抜けた今年の長野マラソン。
今年はランナーを迎える新たな「おもてなし」が加わりました。
全国的にも人気の市民マラソン。その魅力に迫りました。
第27回長野マラソン。
国の内外から男子およそ7900人、女子およそ1300人が出場。
沿道の応援を背にゴールを目指しました。
さて、本番前日の19日、長野マラソンならではの様々な「おもてなし」がありました。

長野オリンピックの表彰式会場だったセントラルスクゥエア。
今回初めて行われたのが、ランナーを出迎える「ウェルカムフェスタ」です。
こちらは、横断幕に応援メッセージを書くブース。
「とうちゃんがんばって!」「72歳です。暑そう!頑張ります」
中には、ランナーには特に嬉しいこんなブースも。
カイロプラクティックの施術を受けられるコーナーです。

東京から:「ちょっとでも早く走れるかなと。チャレンジできることに感謝して楽しく頑張ろうと思います」
一方こちらは善光寺・仲見世通りのクレープ店!
スマートフォンでクーポンを見せると…150円分のアイスが無料でトッピングできます!大会を盛り上げようと、今回初めて行われたウェルカムサービス。
市内の19の店が参加し、生ビール一杯が無料になったり、商品が5%引になるといった「おもてなし」です。しかも、サービスの提供はランナーでなくでもOK!
ちなみに22日まで実施しています!
さらに、19日午後2時ごろ、善光寺の山門近くに大勢のランナーが集まっています。
神奈川県からエントリーした池田浩太郎(いけだ・こうたろう)さん。
着ている衣装は?
池田さん:「98年の長野オリンピックの開会式で選手団の本物のスーツでして、今たまたま私の手元にありますけれども長野市民のものでもあると思っていて長野マラソンの時だけ着てみようと」

長野オリンピックを記念した大会ということで、気合の入った「一張羅」でやってきました。
池田さんたちが集まったおよそ100人の目的は?
完走や自己ベストの更新を願って、善光寺で行われたランナーのための特別祈願。
本堂で法要が営まれ、完走を願うステッカーが配られ、準備は万端!
午後5時、開会式には特別ゲストの高橋尚子さんの姿も!
高橋さん:「私は最後尾から出て、皆さんを応援したり走ったりして、最後の一人のランナーが帰ってくるまで必ず皆さんを競技場でお待ちしています。明日は全力を尽くして盛り上げましょう!」
そして20日のレース本番。