【プロジェクションマッピング】「音が全く聞こえない」本番前に厳しい意見 

 本番まで1か月を切った2月28日。課題点を洗い出すためのテスト運航が行われました。目が肥えた旅行業者や客船を運航する事業者などに見てもらい、率直な意見を聞きます。

 船が出てすぐに見えるのはウォーターショーです。阪神高速の橋脚には、カラフルで幻想的なプロジェクションマッピングが見えています。

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 しかし、乗っている人たちの表情はあまり冴えません。終了後の意見交換では厳しい声が相次ぎます。

 (台野真吾さん)「『売れるな』みたいな感じですか?それとも…」
 (舟運業者)「ちょっと(プロジェクションマッピングの)音は全然聞こえなかったですね」
 (旅行業者)「多分、全く聞こえないくらいのレベルです」
 (台野真吾さん)「全く聞こえない…」

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 一方、ウォーターショーについては…

 (旅行業者)「(噴水の)水量は増えますか?」
 (台野真吾さん)「水量が増えることでいくと、一応音楽に合わせて設計をしているんですけど」
 (旅行業者)「グッと引き付けられるような、やっぱりインパクトのある内容は必要かなと」

 ウォーターショーもプロジェクションマッピングも、音の小ささや光の弱さなど演出の改善を指摘されました。