【ウォーターショー】170本の“噴水ノズル”を1本ずつ調整 国内最大級のショーへ
会場は3か所。八軒家浜(天満橋駅そば)ではウォーターショー。東横堀川(高麗橋から本町橋)ではプロジェクションマッピング。中之島西側(阿波座駅そば)ではLEDビジョン。陸上からも楽しめますが、観光船に乗れば、これまでに経験のないないアングルから大阪の夜の景色が楽しめます。
プロジェクトの仕掛け人は、演出や広報などを担当する台野真吾さん(43)。この日は、最も大事な噴水の動きを確認するため、天満橋の八軒家浜にやってきました。河川では国内最大級となるウォーターショーを行う予定です。
(台野真吾さん)「(噴水の)スイングと音のズレを感じることは?」
(担当者)「基本はないですよ。ただ、音の反響で、例えば対岸から聞いていたらハウリングするとかは…」
(台野真吾さん)「跳ね返るもんね」
ショーの横幅は100mを超えます。使う噴水ノズルは170本以上。1本ずつプログラムで制御します。どこから見ても違和感がないように調整作業を重ねます。
台野さんはこれまで、神戸の「みなとHANABI」や万博記念公園での「万博夜空がアートになる日」など、数多くの演出を手がけてきました。しかし、今回の開催期間は1年近く。これだけ長いプロジェクトは初めてだといいます。
(台野真吾さん)「普段はショーの演出とかイベントごとは多くしてるんですけど、こういう河川とか、こういった規模は初めてで、もうドキドキです。天気も怖いですし」