今も残る南海トラフ巨大地震の爪痕
強い揺れによる「建物の倒壊」と「建物密集地での火災」。そして「津波」の被害。
2024年元日に起きた能登半島地震は、南海トラフ巨大地震が起きた時に、私たちが直面する「課題」をまざまざと見せつけました。「必ず来る」その時に備えて、豊橋市のあちこちで残っているように、過去の南海トラフ巨大地震の被害を伝えるものを、私たちはどのように生かしていけばいいのでしょうか?
(佐藤アナ)
「被害の跡が今もなお残っていることに対して、専門家としてどのような意味があると思いますか?」
(羽田野特任助教)
「実際にこの場所でこういう被害があったというのを知る手がかりとして非常に大切なもので、これをしっかりと伝えていかなければならない。どのような災害が来るかを知ることと、あとは必ずいつかやってくる地震のために、自分の命をどう守るかということを考えていただくことがいいと思います」
