食品も値上がり、米も高値で推移

さらに3月は、食品2343品目が値上がりします。

民間の調査会社・帝国データバンクによりますと、冷凍食品などの加工食品が1381品目と最多となっていて、味の素はギョーザやシュウマイなどすべての冷凍食品を3%から10%値上げしました。

次いで多いのが「酒類・飲料」で江崎グリコのカフェオーレなど534品目。「乳製品」が284品目で、明治や雪印メグミルクがチーズやバターなどの値上げに踏み切りました。帝国データバンクは今年値上げされる品目が、累計で2万前後になる可能性があると分析しています。

(買い物客)「魚も肉も野菜もそうだし、安いのを買ってやりくりしないと、もうだめですね」「1回の買い物で3000円~4000円使っています。以前より1000円くらい違います」

コープ南大分 平松稔彦店長:
「原材料費と物流費の高騰が主な要因となっています。コーヒーなどの嗜好品や小麦粉が今後値上がりしていく予定となっています」

一方、去年から続く米の高騰について、コープ南大分では5キロあたり3000円台から4000円台で推移していて、今後も不透明だと話します。

コープ南大分 平松稔彦店長:
「安くるなる商品、値下げする商品というのは、その月その月で変わるので、いろいろな企画をやっています。そういった企画と一緒に買い物をしてほしい」

天候不順も追い打ちし、依然として広がる物価の上昇。家計や経営のやりくりに頭を悩ませる日々はまだ続きそうです。