【ギモン】症状を抑える食べ物は?

大谷院長のオススメは

朝食・・・バナナ・ヨーグルト・納豆
夕食・・・肉などのタンパク質、発酵食品などを積極的に摂る

▼発酵食品や食物繊維を積極的に摂取することによって、免疫バランスを整える
▼バナナとヨーグルトは腸内環境を整えつつ、セロトニン(幸福物質)を出す役割もあるのでストレス緩和が期待できる

大谷義夫院長:
セロトニンはアミノ酸のトリプトファンとビタミンB6の成分を合わせて召し上がるとできやすくなる。
トリプトファンはヨーグルトや納豆に入っていて、ビタミンB6はバナナに入っています。また、さらにその後散歩などで日光を浴びていただければ、10数時間後に睡眠ホルモンのメラトニンになりますから、より良い睡眠になりこれもストレス軽減に役立ちます。

また大谷院長は、花粉シーズンは飲酒は控えてコーヒーに置き換えるそうです。
1日3杯のコーヒーでアレルギー疾患を軽減させたというデータもあります。

大谷義夫院長:
エビデンスがきちんとあるのは喘息です。アレルギー性の代表疾患である喘息を1日3杯以上のコーヒーで28%低下させるというのがヨーロッパからの大規模データで論文になっています。

コメンテーター 栗栖良依: 
カフェインが逆にアレルギーに良くないかなと思って控えたんですが、控える必要はなかったんですね。

大谷義夫院長:
飲みすぎはどうかと思いますが、3杯ぐらいですと、コーヒー自体の気管支拡張作用や、抗酸化物質などもありますのでよろしいかと思います。

くしゃみで目が覚める、目ヤニで目が開かないなど、「モーニングアタック」といって朝一番は特に症状が出やすいそうです。
1日1回で効くタイプの花粉症の薬を飲む場合、夜寝る前に服用するのが効果的です。

大谷義夫院長:
朝は、副交感神経から目覚めの交感神経に変わるところで、自律神経が不安定なんですよね。そうすると、鼻炎の症状が出やすくなります。