花粉症対策 ポイントは3つの「ない」

▼花粉を身体に入れない
▼花粉を家に入れない
▼ストレスを溜めない

外出の際は眼鏡やマスク、ツルツルした上着などで身体に付着するのをふせぎ、室内に入る前に粘着式クリーナーでしっかりと花粉を取り除きます。
寝室では加湿器で湿度を50~60%に保ち、空気清浄機をつけます。睡眠は6時間以上とり、免疫バランスを整えることが大事です。
換気をする場合、窓は10cmほど開けてレースのカーテンを閉めると花粉の流入を四分の一に減らせるそうです。

大谷義夫院長:
最後はレースのカーテンも掃除して、一部入ってきた花粉も掃除機で吸い取っていただきたいです。まだこの時期インフルもコロナもありますのでやはり換気は必要じゃないですか。エビデンスとしては10センチだけ窓を開けて、レースのカーテンがおすすめだと思います。

恵俊彰:
こういった毎日を過ごすと、症状はかなり抑えられますか?

大谷義夫院長:
抑えることができると思います。
アレルギーの免疫を抑える根本的な舌下免疫療法は6月以降じゃないと始められませんから来シーズンに向けてご検討いただいて、現状はまず飲み薬と点鼻と生活習慣から、しっかり始めていただければと思います。

(ひるおび 2025年2月27日放送より)
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<プロフィール>
大谷義夫氏
日本アレルギー学会専門医
花粉症の診療経験が豊富