「1セント硬貨」の製造中止を指示

熊崎キャスター:
さらに、トランプ大統領は「1セント硬貨」の製造を中止するように指示しました。
大きな理由は、製造コストです。1セント硬貨を作るため、2セント以上のお金がかかるといいます。
ちなみに、1セント硬貨を廃止した国もあります。
▼ニュージーランド:「1セント」「2セント」「5セント」を廃止
▼オーストラリア:「1セント」「2セント」を廃止
▼カナダ:「1セント」を廃止
日本で考えると、1円玉がなくなることと似た状況かもしれません。
井上キャスター:
1円玉を廃止することにより、端数をそのまま便乗して値上げするリスクがあるのではないかとか言われます。しかし、キャッシュレス決済に移行するなら、こういう考え方もいいのかなと思います。
萩谷麻衣子 弁護士:
私もほとんど現金で払わなくなってきたので、たまに現金で払って1円玉のお釣りがあったとき、募金箱の中に入れたりしています。
ホランキャスター:
電子決済の導入が難しい駄菓子屋など、単価が低いものを売っている店舗は1円玉がなくなると、大きな価格変更を余儀なくされることもあると思います。
やはり、1円玉がないと困る部分もありますよね。
井上キャスター:
本当に1円玉を廃止するのであれば、政府がお金を出して、キャッシュレス決済の機械などを広く導入しないといけないですよね。
萩谷麻衣子 弁護士:
小さい店舗でキャッシュレスを導入しても、あまり負担にならないような仕組みも必要ですよね。