アメリカに工場建設の動きは?

一律関税を回避するため、今後、アメリカ国内に工場を建設する選択肢もあるのか聞いてみました。

キャニコム 包行良光 社長
「例えばトランプさんというのは第3期目はないので、今現状では3期目はないので、次の大統領が果たして同じ関税を一律にするのかというのが考えにくい。アメリカ内での工場投資っていうのは現在のところは考えていません」

20年前からアメリカでビジネスを展開してきた包行社長は、一律関税がアメリカ国内にも混乱を引き起こすと危惧します。

一律関税でアメリカ国内の物価が上昇か

キャニコム 包行良光 社長
「アメリカの企業ですらメキシコで工場作ったりとかカナダで工場を作って持ってきている状況にはあるので、一律関税に対する流れというのは、逆に値上げに転嫁してしまうので、アメリカ国内自体もどうなるか、まだ予測がついていない」

一律の関税の引き上げで輸入品の価格が上がれば、アメリカ国内の物価が上昇し、インフレが起きかねません。

そうなれば、私たちの暮らしにも影響が出るかもしれません。

金利・物価・・・私たちの暮らしへの影響は

九州経済調査会 河村奏瑛 研究員
「アメリカ内でインフレが進むことによって、それが政策金利の引き上げにつながり、日本においては円安を引き起こすと言われている。普段の商品、輸入している商品のますますの物価の値上げ、物価の高騰というところは考えられるかなと思います」

公約通りに一律に関税を引き上げるのか?

大統領1期目に世界を驚かせてきたトランプ氏だけに2期目も目が離せません。