■団長安田、50歳の新目標は防災士

(撮影 安田さんの妻)

「(講演で)経験はしゃべれても正確な情報を話せているかというと関西人のいちばんあかん『~知らんけど』がつく言い方しかできない。“防災士の団長”がしゃべっているほうが説得力もあるやろうし」(安田さん)

防災士の試験は、座学をはじめ、様々な講習を経て行われます。安田さんもAEDの使い方や胸骨圧迫の手順も学びました。試験の約2週間後に届いた合否を伝える通知書。そこには「合格」の文字。8割以上を正解し、合格を勝ち取りました。

去年12月、親友の山口恵介さんが眠る墓を訪れた安田さん。30年前、芸人になるきっかけをくれた亡き友に手を合わせ、新たな目標を報告しました。

「世界一おもしろい防災士になる。お役に立てるか分かりませんが、お役に立てたらいいなと思います」。(MBS阪神・淡路大震災特番『刻み続ける1995年1月17日~あの日、現場で起きていたこと~』放送収録より)