「こちらが本館の跡になります」

新潟市西区で創業36年のビジネスホテル『ホテル寺尾』の2代目社長・勝島猛(66歳)に大きな被害を受けたホテルを案内してもらいました。
2024年元日の能登半島地震後も8カ月間使われていた本館は、液状化現象の影響により建物が大きく傾き、今は取り壊されて更地となっています。
以前は、本館と新館など4棟に32室を持っていましたが、今は本館が使えず客室数も26に減っています。

勝島さんは、2025年4月以降の再開を目標に本館の立て直しを目指しています。
しかし地震から1年たっても、新しい液状化現象があるそうです。
地震後もホテル内に段差が生じ、液状化現象によるとみられる被害が至る所で見られました。
「見てわかるように、雨が降るとまだ液状化が進んでいると見えて、こういうふうに川のように水がが流れてきているんです」
「液状化現象は止まっていないですね。そのためブロック塀が割れて膨らんで…」
