その年の世相を表す漢字を選ぶ「今年の漢字」(日本漢字能力検定協会主催)が12月12日午後2時過ぎに京都市東山区にある「清水寺」で発表され、今年の漢字は「金」に決まりました。

2023年は「税」

去年、2023年の世相を一字で表す「今年の漢字」は「税」でした。応募総数約14.7万票のうち、「税」が5976票を集め、一年を通して増税議論が活発となり所得税や住民税の定額減税が話題となりました。

また、2位は「暑」、3位は「戦」、4位は「虎」、5位は「勝」、6位は「球」、7位は「高」、8位は「変」、9位は「増」、10位は「楽」でした。

2022年は「戦」

2022年の第一位は「戦」でした。ロシアのウクライナ侵攻により、「戦」争の恐ろしさを目の当たりにした一年。円安・物価高による生活上の「戦」い。スポーツでの熱「戦」、挑「戦」も注目されました。

2021年は「金」2位は「輪」3位は「楽」


2021年選ばれた一字は「金」でした。主催する日本漢字能力検定協会によりますと、東京オリンピックで日本人選手が史上最多の金メダルを獲得したことや、メジャーリーグの大谷翔平選手が打ちたてた「金」字塔、新型コロナウイルスの給付金などお金にまつわる話題も多かったことなどが理由だったということです。

因みに2位は僅差でオリンピックを表す「輪」、3位は「楽」、4位は「変」、5位は「新」など新型コロナウイルスを象徴する漢字が並んでいました。