能登半島地震で活用されなかったエアテント
視察する馳浩知事「風を送り込むには電源が必要ですが、発電機で?」
県職員「非常用発電機を使います」
馳浩知事「なるほど」
元日の地震では高齢者など配慮が必要な人が一時的に避難する町内の放射線防護施設が損傷し使えない状態に。しかし、町が所有するテントは、活用されませんでした。

志賀町・稲岡健太郎 町長「今回の地震は災害規模が大きすぎて、また原子力災害に至ってなかったので使用には至っていなかったのですが、今後いろいろな最悪の事態を想定して、備蓄というか備えをしていきたいと思います」
一方、原発から30キロ以上離れたかほく市では、避難してきた住民や車に対して放射性物質の汚染検査訓練が行われました。今年は、被災者への負担を考慮して住民の参加は見送られたため、自治体の職員が住民役を務めます。