健闘の要因は、若手選手の台頭にあります。昨シーズンの後半、大卒ルーキーが8人加入。大卒2年目の選手を含めると、選手の半分以上が若手になりました。
▽桑原美紗季主将
「すごく勢いをもたらしてくれて、それプラス元々いた選手もうまくかみ合って、チームの雰囲気も良くなって、勢いのまま試合にも臨めている」
これまでハーフコートでのセットオフェンスに課題があったラティーダ。昨シーズンからプレーする若手選手たちとの連携が取れ始め、課題を克服しつつあります。
▽東長濱秀作監督
「極端に言うと、昨シーズンのトータルスコアの平均点がセットオフェンスだけで取れている。あとは速攻でいかに上積みできるかで、これが30点にいくのか、25点に留まるのか」
現在リーグの得点ランキングトップ(46得点)に立つのはラティーダのルーキー、県出身の喜納歩菜(那覇西高校出身)です。

監督は独特の言い回しで喜納への期待を語ります。
▽東長濱秀作監督
「ハンドボールはものすごい下手くそです、鍛えがいがあります。伸びしろしかないですね。(キャスターから喜納に) “監督が期待しているみたい” と伝えてください。へこたれずに頑張れと、僕がそういうことを言わないので」
下地キャスターが伝えてみると…
▽喜納歩菜選手
「そうです、全部下手くそです。頑張ります!」
那覇西高校時代からエースとして活躍し、チームの全国3位に貢献した喜納は、日体大を経て、地元沖縄に戻ってきました。
