手間のかかる工程「もとすり」が濃厚で芳醇な味わいに

掛け声「せーのっ!」

櫂棒と呼ばれる長い木の棒を使い男性2人が呼吸をあわせて米麹と蒸し米、水などを荒々しく混ぜ合わせる作業が始まりました。

日本酒のもととなるもろみを作る前段階に行われる、「もとすり」という工程です。

手間のかかる作業ですが、空気中の乳酸菌を取り込むことで濃厚で芳醇な味わいの日本酒に仕上がるといいます。

自然の力を活かした、昔ながらの伝統技法です。

社員
「作るまでの過程がすごく長くなってしまう。清酒として絞るまでに多分倍ぐらいの日数が時間がかかってしまう」「こういうのがあるんだっていうのをちゃんと残せてるのは良いことなんじゃないかと思う」