廃棄された電子機器を素材にアート作品を制作している、長坂真護(ながさか・まご)さんの個展が来月から福井県で開かれるのを前に、長坂さんが見どころを説明しました。
壁面に大胆に描かれる文字や国旗。アフリカのスラム街にある、駄菓子屋をモチーフにした作品です。手がけるのは福井県出身の長坂真護さん。2017年、ガーナで廃棄された電子機器を燃やして生計を立てる人々と出会い、廃棄物を素材としたアート作品のきっかけとなりました。また作品の売上金で現地にリサイクル工場を建設するなど、アートと社会貢献にも取り組んでいます。
今回開かれる個展では、長坂さんの幼少期のスケッチから廃棄物を使った新作まで、100点以上が展示されます。
長坂真護さん
「僕たちが主観としている固定概念をマルチプル(多重構造)にしていくとか、いろんな実験をやろうとしているような展示です」
長坂真護さんの個展は来月18日から12月14日まで、福井県坂井市の「金津創作の森美術館」で開かれます。
注目の記事
思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

恒星間天体「3I/ATLAS」まだ“真の姿”を見せていない可能性…原因は「宇宙線による日焼け」か 太陽系外から飛来した天体の謎

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

【独自】旧統一教会の"財産移転先"天地正教とは 「弥勒菩薩は文鮮明氏」宣言から濃くなった教会の色...過度な献金要求を元信者が証言 二代目教主「乗っ取られた」旧統一教会の見解は【実態取材・前編】

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本

「すごい話題の宝庫」元新聞記者が限界集落で新聞社 地域密着の小院瀬見新聞「すばらしい過疎地」発信 富山・南砺市









