「世界的な評価は、酒米の農家にも大きな励みに」

日本ならではの酒造りの技法が世界的に評価されたことは能登の酒蔵だけでなく、米農家にとっても大きな励みになると数馬さんは話します。

数馬酒造 広報 数馬しほりさん
「数馬酒造は全量能登産のお米を使ってますので、この酒造りが評価されることによって農家の皆さんもきっと喜んでくれると思う。毎年新酒のシーズンというのは本当に胸が高鳴る時なんですけれども、今年はさらに本当に思いを一層深くしています」

数馬酒造では来週、新酒の瓶詰め作業が始まり、11月下旬には店頭に並べられるということです。

「伝統的酒造り」の無形文化遺産への登録は12月、パラグアイで開かれるユネスコ政府間委員会で正式決定される見通しです。