弘前大学藤崎農場生まれの新品種

見た目も味も個性豊かなリンゴ。中には、ここ弘前大学藤崎農場生まれの新品種も。それが、弘大みさき、紅の夢、きみと、美紅、こうこうの5種です。

弘大みさきは2010年に品種登録されたリンゴで、果実は450~500gの大玉。糖度・酸度のバランスが良く爽やかな味で香りが良いのが特徴です。


いったいどんな味なんでしょうか?市川アナが試食します。
市川アナ
「シャキシャキ、パリパリ。甘いけど後味爽やか。いくらでも食べられる感じのリンゴですね」

弘大みさきはまだまだ希少な品種ですが、ネット販売や今の時期なら津軽地域の道の駅や産直施設に稀にあるそうで、見つけたらラッキーなリンゴです。
こちらは紅の夢(くれないのゆめ)という品種。こちらも2010年に品種登録されたリンゴです。皮の色がかなり濃い赤です。切ってみると…。

市川アナ「果肉が赤い!」
紅の夢は、低温にさらされることによって果肉が赤くなっていく品種。食味は甘酸っぱくて渋みがなく生食に最適。また加工にも適していて、その鮮やかな色を生かしてジュースやジャムなどの商品も登場するなど、徐々に世間に浸透してきている品種です。


この他にも、蜜入りがよく濃厚な甘みが特徴のこうこう、人気の王林に代わる品種として期待されるきみと、そしてこちらも果肉が赤く爽やかな酸味の美紅(みく)など、味、見た目ともにインパクトのあるリンゴが、ここ藤崎農場から誕生しているんです。

リンゴについて勉強になったところでこんな質問をしてみました。
市川アナ
「これからの青森のリンゴ界を背負っていけそうな、期待のリンゴってあったりしますか?」
弘前大学 林田さん
「あります‼」