BIMはVRゴーグルでも体験できる

松村キャスター
「なんか急に、服のままですけどプールの中につかっています。首のあたりまで水がありまして、隣では何人か男性が泳いでいます。広いプールが」

位置関係もセンサーで把握してるので、しゃがむと目線の高さも変わって、水に潜った映像がみえてきました。

松村キャスター
「潜りました!すごい!皆さん泳いでますね!」

さらに時間帯を変更することができるので、BIMモデルで太陽の位置を変えて、昼や夜のイメージを再現することもできます。

日中のシミュレーション
夜間のシミュレーション


巻さん
「今までは模型とか外から見る視点が多いんですけど、VRですと実際に中に入って見渡せるというのがBIMの一番大きな違いかなと思います。」

さまざまな可能性を秘めたBIMはSDGsにもつながります。

浦淳 代表取締役社長
「SDGsの理念でもあります、誰もとり残さないという観点でいうと、今、体験していただいたと思いますが、共通言語ができるというか、オープンで分かりやすいというのがひとつあると思います。データは施工にも生かせますし、設計だとひとつのデータを作ることによって縦や横、平面図や立面図になったりということで手間が省けてくる。今まで紙を出していたものを、あるいは2次元で描いたものを3次元におこすような必要がなくなるのでコストも将来的に連動してきたり、大きな無駄が省ける。その無駄を省く中で、創造性を育んでいけるようなことを。私たち自身が考えるSDGsみたいなことを展開していけたらと考えております」

浦 淳 浦建築研究所・代表取締役社長