蛍光灯は「値上がり中」80%~130%↑
【住】蛍光灯の製造や輸出入が禁止されると、価格にも影響してくるんでしょうか?
【平】蛍光灯は販売数量が減って、蛍光灯1本あたりの製造コストが上がっていることに加え、原材料価格・物流コストの上昇などが重なり、軒並み値上がりしています。

現在蛍光灯を製造しているパナソニックは、去年10月、一般色の直管蛍光灯をおよそ80%値上げしています。東芝ライテックも、去年10月から一般色の直管蛍光灯をおよそ90%値上げし、ホタルクスでは、今月から直管・環形の蛍光灯などをおよそ130%値上げしています。
【住】LEDは価格が高いという印象がありましたけど、その後の電気代等を考えると、導入のタイミングを考える時期なのかもしれませんね。
【平】日本照明工業会によりますと、2023年度のLED化率は59.5%で、2030年度までにLED化率100%を目指して普及活動を続けています。LEDを身近に感じてもらおうと今月から新しい取り組みを始めました。

LEDを導入した場合のメリットを知ってもらおうと、日本照明工業会が立ち上げたWEBサイトです。家の電灯をすべてLEDに変えると消費電力がどれくらい減って、節約・省エネに繋がるのかが試算できます。

日本照明工業会企画部 森川直紀部長:
「簡単にシミュレーションで家についている照明器具をLEDにかえると『どんなお得があるか?』省エネや電気代が下がるというメリットを簡単に見てもらえるように作っています。生活が新しくなる、豊かになることも体感いただいてぜひLED化を進めていただければと思います。」