人口70人の蒲生集落(新潟県十日町市松代地域)への定住を決めた正力俊和さんは、かつての工場を1年半かけて自ら改築したオープン前のレストランに、集落の人たちを招待しました。

「ありがとう」
「ありがとうございました」
「ゆっくりしていってください…」
オーナーシェフとして正力さんが料理を作るときに大事にしていることは、地元の食材ならではの味を“引き立てる”ことです。
「そもそも食材が美味しいから…」
「僕の使う調味料ってほとんど塩としょう油とみりん、酒くらい」
「それだけで、“地域の野菜のうま味”が十分引き立つ」
