第4次ブーム到来とも言われ「豆乳」が去年、生産量が過去最高となるなど新潟県内でも密かに人気を集めています。その人気のワケを探りました。

長岡市にある豆腐店「吉田屋とうふ店」です。

県産の大豆を100%使用した豆腐や油揚げを販売している創業から80年を超える老舗です。

そんな吉田屋でここ最近人気だというのが…

「これがうちで作っている豆乳をボトリングしたやつですね」

豆乳です。朝の搾りたてをボトルに詰め、500ミリリットル320円で販売。

豆乳人気の高まりを受け、去年の秋から売り上げは3~4倍に。1日10本ほど売れる日もあるそうです。

【吉田屋豆腐店 4代目 佐藤剛純 社長】「(お客さんは)健康に気を使っている40代から60代が多いかな。イソフラボンは女性ホルモンと同じ働きをすると言われているで、やっぱり女性にはいいと思いますし、プロテインは体の筋肉を作る効果があるので、体を鍛える方にも出てる(売れている)」

気になる、そのお味は…
【記者リポート】「口当たりがとってもなめらか。搾りたてということもあって、大豆の本来の甘さと香りが口いっぱいに広がって美味しいです」

日本豆乳協会によりますと、豆乳の生産量は2020年に過去最高を記録しましたが、去年はその記録を上回り、44万4552キロリットルで過去最高となっています。

【日本豆乳協会 安部徹 事務局長】「何かの食材ですとか食品の代替品ではなくて『豆乳がいいんだよ。』『豆乳が我々が飲みたいんだよ。使いたいんだよ』っていう層がしっかりとしてきたというところが今の定着しているということだと思います」

また、新潟市 江南区のショッピングモールでは…

【記者リポート】「こちらに、ずらりと並んでいる商品、全て豆乳飲料なんです」

豆乳だけでおよそ40種類。調整豆乳や、大豆そのままの味を楽しめる無調豆乳。

中にはバナナ味、クッキーアンドクリーム味などフレーバーの種類も様々です。

【豆乳を購入した人は】「甘いデザート感覚かなって手に取ってみました。飲みにくいっていうそんなイメージがあったんですけど、最近結構普通のプレーンのタイプでも調整されたりしていて、飲みやすいっていうのが多くなってきているので」

また大豆のほかにもアーモンドを使った『アーモンドミルク』などといった「植物性ミルク」も人気を高めています。

イオンリテールによりますと、イオンスタイル 新潟亀田インター店では豆乳などを含む植物性ミルクの売り上げが去年、おととしに比べ107.9%と伸びているということです。背景にあるのが健康志向の高まりです。

【豆乳を購入した人は】「コレステロールがちょっと気になって。大豆のイソフラボンが体にいいって」

【買い物客は】「たんぱく質も取れますし、女性ホルモンにいいものも入っているというのも見たことがあるので、そういうのも踏まえて買ったりはしますね」

【イオンリテール 松川哲也 新潟駐在マネージャー】「健康志向の高まりという部分と最近豆乳自体が飲みやすくなってきたというところと、種類も非常に増えてきたというところで非常に伸びている品分であると認識しております」

日本豆乳協会は豆乳を親しむ層が広がってきているとしています。
【日本豆乳協会 安部徹 事務局長】「年代層が拡大してきているということは、やはりそこに(消費が)拡大する余地もありますし、しっかりと定着した中で豆乳の(消費が)もっともっと大きくなるというのが我々の認識です」

ブームから定着へと向かう豆乳人気。健康志向の高まりを背景にますます広がりをみせそうです。