地震計は計4300か所に増えた

――重要な役割の地震計は日本各地に配置され約1700か所にあります。海底にも地震計が設置されています。

 1700という地震計の数は、あくまで緊急地震速報に使える数でして、実は震度などを観測するもの含めると合計4300か所にあります。阪神・淡路大震災当時は全国150か所しかなかったんですけども、その後備えを進めていくために、これだけの数になりました。海底にも地震計が設置されていて、今後の南海トラフ地震のように、津波を伴う巨大地震を早く察知し観測するために、和歌山県沖などに設置されています。