震源からの距離によるが「身構える時間が用意される」
――体感で揺れを感じた後に緊急地震速報が出ることもあり得ますか?
あります。震源と今いる場所が近い場合、今日の地震で言いますと能登半島の方にとっては、震源と距離が近くP波とS波の速度差が7キロと4キロとありますけども距離が短い。従って数秒差、場合によってはほぼ同時になる場合は、緊急地震速報が間に合わない可能性もあります。
ただし震源から距離の遠い場所だと、数十秒の時間差がありますので身構えたり、机の下に入ったりすることが可能な時間が用意されているということになります。