1970年代に新潟県新発田市に建てられ、市民から愛されたデパートが閉店後、廃墟ビルとなり、地元住民を悩ませています。
その場所は市役所の隣に位置し、安全性にも問題が出ている中、放置されているそのわけとは…

城下町・新発田市の中心部にあった“デパート”

建物があるのは、新発田市の中心部。2017年に建てられた市役所の新庁舎「ヨリネスしばた」の隣です。

地上6階、地下1階のこの建物は、かつて市民に愛されたデパートでした。
1973年6月に開業したハヤカワデパートは新発田市に初めてできたデパートで、町のシンボルとなりました。

地元住民
「おしゃれなものを買いに行くなら、新潟まで行かなきゃいけないから、良かったんじゃないですか」
「“ファミリーデパート”というか、年寄りも子どももみんな行けるようなデパートでしたね。わくわくでしたよ、私たちはね」