“日本最古の天守”…日本人以上に「城の価値を知っている」

おととし3月にオープンした『ホテルインディゴ犬山有楽苑(うらくえん)』

(荒川栞記者)
「部屋の大きな窓から犬山城を見ることができます」

(ホテルインディゴ犬山有楽苑 浅沼源太郎総支配人)
「(外国人観光客が)去年の夏終わったあたりから徐々に徐々に増え始めて、去年の夏に比べると宿泊客が4倍から5倍に増えた」

外国人観光客の人気を集めている犬山城。

犬山市は3年前、「犬山城は小牧・長久手の戦い直後の1585年から1590年にかけて築かれた、日本に残る最古の天守だ」と発表。こうした「歴史」を間近に感じられる点も人気の一つだといいます。


(香港からの観光客)
「犬山城が見たかった。歴史があり、有名な建物だから」
(韓国からの観光客)
「天守閣にのぼったが怖かった。名古屋に一度来てみたくて、検索したら犬山城が出てきたので来た」

(犬山市観光協会 後藤真司さん)
「駅周辺に城と城下町がコンパクトに集まっているので散策しやすい。あと、城の価値を日本人以上に知ってもらっていて『城に行くなら犬山城』という人も増えている」

名古屋から25分ほどで行ける犬山。2026年のアジア競技大会、アジアパラ競技大会に向けて、さらに魅力を発信しようと、盛り上がっています。