■日頃の備えが何より重要
(由布市防災危機管理課・大久保誠さん)「噴火はいつ起こるかなかなか難しいので注意喚起を地域に出て行って備えてもらいたい」
今後の伽藍岳の見通しについて大倉教授は「噴火には至らない可能性が高い」とする一方で「活火山であることを日頃から認識してほしい」と呼びかけます。
(大倉敬宏教授)「大分県には鶴見・伽藍をはじめ九重山がある。火口のすぐ側に人が住んでいる訳ではないけど(噴火の影響が)起こりうる場所である認識をしてほしい」
伽藍岳が噴火した場合、由布市以外でも別府市などで4万3000人が避難対象となります。火山の噴火に対しても地震や津波などと同じく避難手順の確認など日頃の備えが何より重要です。