ニューヨークを含む米北東部では週末にかけて厳しい暑さになる見通しで、今週末に国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ(W杯)の試合が開催される複数の都市では気温が華氏90度台(摂氏32~37度程度)まで上昇する見込みだ。

米国立気象局(NWS)によると、ニューヨークの気温はマンハッタンのセントラルパークで11日に華氏91度(摂氏33度)、12日に同92度まで上昇すると予想されている。湿度を考慮した体感温度は華氏100度(摂氏約38度)近くになる見通しだ。北東部の広い地域には両日とも高温注意報が発令されており、週末にかけても高温が続くとみられている。

米気象予報センター(WPC)によると、米東部では最大46地点で日最高気温に並ぶか更新する可能性がある。ワシントン、ボルティモア、フィラデルフィアでは12日に最高気温を更新する可能性がある。

WPCの上級予報官、ボブ・オラヴェック氏は「北東部で最も厳しい暑さとなるのは間違いなく11日と12日だ」と予想した。その上で、「いよいよ夏がやって来たようだ」と述べた。

気温上昇に伴い、家庭や企業で空調使用が増えるため、電力需要の拡大が見込まれている。13日にはニュージャージー州とマサチューセッツ州で、14日にはフィラデルフィアでワールドカップの試合が予定されている。

高温により鉄道のレールが膨張したり、架線がたるんだりする恐れがあり、北東部全域で通勤列車や全米旅客鉄道公社 (アムトラック)の運行速度が制限される可能性がある。

ブラジルは13日にニュージャージー州イーストラザフォードのメットライフ・スタジアムでモロッコと対戦する。日中の気温は華氏90度台まで上昇し、夜間には華氏70度台(摂氏21~26度程度)まで下がる見通しだ。

原題:NYC, Northeast Face Sweltering Heat as World Cup Matches Begin(抜粋)

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