日米当局による協調介入で円相場が安定したことを受け、ヘッジファンドは円の売り持ちを大幅に縮小した。

米商品先物取引委員会(CFTC)が7日公表したデータによると、先物・オプション市場でレバレッジドファンドによる円の売り越し幅は、8月4日時点で6万3600枚と、およそ半減した。6月末には約13万8000枚まで膨らみ、2007年以来の大幅な売り越しとなっていた。

日米の金利差を背景に、円相場が1986年以来の安値水準まで下落する中、投機筋は円売りポジションを積み増していた。しかし、日米当局による協調介入を受けて円が急反発したことで、円の売り持ちを縮小した。

日本銀行は7月31日、政策金利を据え置いたが、翌日物金利スワップ(OIS)市場は、9月に追加利上げが実施される確率を約60%と織り込んでいる。

一方、米国では7日に発表された7月の雇用統計が予想外に弱い内容となったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ観測が後退し、ドルの重しとなった。9月の米利上げ確率は約40%と、雇用統計の発表前の約60%から低下した。

原題:Hedge Funds Slashed Yen Short Bets After US-Japan Joint Efforts(抜粋)

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