・2025年4-6月期の実質GDP(8/15公表予定)は前期比+0.2%(前期比年率+1.0%)のプラス成長になったと推計される。
・住宅市場では住宅価格が上昇するなか新規供給は低調に推移している。4-6月期の新設住宅着工戸数は前年同期比▲25.6%減少、首都圏のマンション新規発売戸数は同▲6.0%減少、中古マンションの成約件数は同+29.2%増加した。地価は住宅地・商業地ともに上昇している。
・オフィス賃貸市場は東京Aクラスビルの成約賃料(月坪)が前期比+0.2%上昇した。東京23区のマンション賃料は全ての住居タイプで前年同期比プラスとなった。ホテル市場では2025年4-6月の延べ宿泊者数が前年同期比+0.5%増加した。物流賃貸市場では首都圏の空室率が10.9%、近畿圏の空室率が5.6%となった。
・2025年第2四半期の東証REIT指数は+5.2%上昇した。