(ブルームバーグ):来年4月に予定されるフランス大統領選に関する有権者の世論調査が実施され、極右・国民連合(RN)を実質的に率いるマリーヌ・ルペン前党首が支持率でトップに立ち、前回の調査から支持を拡大した。
秘書給与の不正受給の罪に問われたルペン前党首に対し、今月7日の控訴審判決は有罪を再認定する一方、被選挙権の停止期間を仮執行済みの1年3カ月に短縮し、大統領選への4度目の出馬を妨げないとの判断を示した。前党首は立候補を表明した。
成人有権者1503人を対象に9、10日にエラベが実施したオンライン世論調査によれば、第1回投票が12日に行われた場合、ルペン前党首の得票率は34%から35.5%になるとの結果が出た。3月の調査から3ポイント上昇した。
BFMテレビと仏紙トリビューヌ・ディマンシュが委託した世論調査(誤差範囲1.4-3.1ポイント)結果によると、ルペン前党首は決選投票で他の主要3候補全員に勝利すると見込まれる。決選投票は5月2日に実施される。
マクロン大統領の下で首相を務めた中道派のエドゥアール・フィリップ氏は、検証された六つのシナリオの一つで19%の支持を得た。急進左派政党「不屈のフランス」のジャンリュック・メランション氏は、中道派のライバル、アタル元首相が立候補するシナリオを除き、第1回投票で3位となる見通し。
エラベの代表を務めるベルナール・サナネス氏はルペン前党首について、「退職者層や主要都市部でリードし、就労者層ではフィリップ氏と互角の戦いだ。かつて彼女の弱点とされていたエリアは、もはや弱点でなくなった」と指摘した。
原題:Le Pen Extends Lead in French Election Poll After Court Ruling(抜粋)
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